滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合について

組合の概要

 滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合は、旅館業について衛生施設の改善向上、経営の健全化、振興等を通じて、その衛生水準の維持向上を図り、あわせて利用者又は消費者の利益の擁護に資するため、自主的活動を促進するとともに過度の競争がある場合における料金等の規制、営業の振興の計画的推進等の措置を講じ、もって公衆衛生の向上及び増進に資し、並びに国民生活の安定、観光立国の実現推進に寄与することを目的としています。

理事長挨拶

 令和4年度は、2年間続きました新型コロナウィルスが終息しないままのスタートとなりましたが、Go toトラベルに変わる国の観光喚起策として、“全国旅行支援”を支援していただきました。宿泊施設が主流で行う直販支援の為、制度の説明やステイナビの説明を受けるため、説明会や勉強会を各地域で開催させていただきました。それぞれの地域に沢山の組合員皆様にお集まりを頂き、本施策に多くの施設様にご参加をしていただきました。

 また、昨年2月よりロシアによるウクライナへ侵攻の為、ヨーロッパだけにとどまらず、全世界において原油や小麦粉などの高騰に、我々の業界も大変な打撃を受けました。組合では、何度となく県庁へ足を運び、ガス・重油、燃料などの助成をお願いし、引き続き今こそ滋賀を旅しよう!第6弾、また全国旅行支援の延長をお願いする陳情をさせていただきました。

 その他にも、昨年度旗揚げをした組合独自のSDGs宣言をするにあたり、委員会を通じて組合員皆様に再々アンケートのご協力をいただき、その結果を元に、龍谷大学の水原先生監修による 「Co2削減のための分析」 などをお願いし、中小企業団体中央会と共に成果発表をさせていただきました。引き続き2030年に向けてこの事業を続け、我々が掲げた 「琵琶湖を守り、琵琶湖と遊ぶ」 を実践してまいりたいと思います。

 そして、恒例行事ではありますが、今年は記念すべき全旅連第100回の全国大会が執り行われ、多くの組合員皆様と一緒に参加をすることができました。深い親睦が図れ、引き続き業界の発展に力を注いでいこうと決意を新たにすることができました。

 また、毎年開催しております、移動例会では、第1回例会は、9月26日ホテル&リゾーツ長浜にて 「DXの勉強会」 、第2回は2月15日びわ湖花街道にて 「Z世代の取り扱い方」 について勉強会を開催し、現在、我々が抱えている課題の情報共有をすることができました。

 令和5年に入り、ようやくコロナが収束に向かい、3月13日からは、マスクの着用が自己判断となり、来る5月8日からは、コロナがインフルエンザ同様5類に分類されることとなり、これからは、徐々に平時へ戻っていくと思われます。このような中、現在も継続中の全国旅行支援第2弾により、爆発的に旅行需要が増して参りました。我々受入施設として引き続き感染対策をしっかりと行えるよう、組合からも改めて逐次情報を発信し、共有して参りたいと考えております。

 今年度も組合員数が増え、どちらの組合施設も廃業することもなく、令和4年度事業を終えることが出来ました。これも偏に組合員皆様の深いご理解とご協力があったからこそと改めて深く感謝とお礼を申し上げ、令和4年度の報告とさせていただきます。

理事長 前川 為夫

組合データ

正式名称 滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合
代表者 前川 為夫
設立年月日 昭和34年 7月 8日
組合員総数 組合員総数191 (令和4年7月現在)
所在地 〒520-0806
滋賀県大津市打出浜13-22-202
アクセス JR東海道線 膳所駅下車徒歩11分
京阪石山坂本線 石場駅下車徒歩4分
滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合

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組合の歴史

昭和34年(1959年)に設立された当組合は、2019年に設立60周年を迎えました。
これまでの当組合や全旅連の取り組みのほか、社会の動きをまとめましたのでご覧ください。

組合の歴史

SDGs行動宣言

 新型コロナウイルス感染拡大により、宿泊業では今まで通りの営業が難しくなりました。併せて、地球温暖化の影響により、豪雨災害や竜巻、雪害なども増え、滋賀県のシンボルである琵琶湖の生態系も変化してきたことで、湖魚などの水揚げ高が減少しています。
 そうした環境の変化の中、4月に開始のプラスチックに係る資源循環の促進等をきっかけに、観光地として「選ばれる滋賀県」になるために、組合一丸となり、SDGsの推進に取り組む運びとなりました。
 そこで私たちは2021年9月にSDGs推進プロジェクトを立ち上げ、全3回のワークショップを実施し、滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合として2030年における「目指す姿」と「行動指針」「具体的な数値目標」を設定することになりました。
 プロジェクトで設定したスローガンは、『環境と観光の共生地~琵琶湖を守り、琵琶湖と遊ぶ~』。訪れるお客様が滋賀・琵琶湖での滞在や体験を心から愉しみ、満喫していただくこと、かけがえのない琵琶湖(取り巻く環境)と長年培ってきた文化を守る仕組みを作り、環境と観光が共生する心温まる地として「選ばれる滋賀」となることを目指します。また、行動指針と数値目標として、SDGsのウエディングケーキモデルより「環境」「社会」「経済」の3つの視点で行動指針と数値目標を設定しました。
 私たちは、プロジェクトで設定したSDGs行動宣言を「作って終わり」とするのではなく、滋賀県や関係機関などを巻き込んだ取り組みとするべくまずは県知事に報告し、取り組みにご賛同いただいた上で、本SDGs行動宣言を公表いたしました。今回の公表をきっかけに、一つのムーブメントを起こし、持続可能な取り組みとしていきたいと考えています。
 今年をSDGs(MLGs)促進元年と位置付け、2030年の目標達成に向けて、私たちが今すべきことを考え、組合員と県知事をはじめとする滋賀県全体で、SDGsの活動を促進していきます。

SDGs行動宣言

しがプラスチックチャレンジプロジェクト

しがプラスチックチャレンジプロジェクト
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